くらし情報『映画『世界で一番ゴッホを描いた男』稀代の複製画家は職人か芸術家か?“本物”を訪ねるドキュメンタリー』

2018年6月17日 11:00

映画『世界で一番ゴッホを描いた男』稀代の複製画家は職人か芸術家か?“本物”を訪ねるドキュメンタリー

映画『世界で一番ゴッホを描いた男』稀代の複製画家は職人か芸術家か?“本物”を訪ねるドキュメンタリー

ドキュメンタリー映画『世界で一番ゴッホを描いた男』が、2018年10月20日(土)より、新宿シネマカリテほか全国の劇場で順次公開される。

1人の複製画家に迫るドキュメンタリー映画
有名画家のレプリカ制作を主な産業としている、中国・深圳市近郊の「大芬(ダーフェン)油画村」。本作は、そんな大芬で生きるゴッホの複製画家・チャオ・シャオヨン(趙小勇)が、“本物のゴッホの絵を見る”という夢を叶えるため、オランダはアムステルダムを訪れるまでを描いたドキュメンタリー映画だ。

「大芬油画村」の複製油絵産業
世界最大の「油画村」と呼ばれる中国南部深圳市の大芬(ダーフェン)では、ゴッホをはじめとする有名画家の複製画制作が産業として確立しており、世界市場の実に6割の複製油絵が制作されていると言われている。1989年に香港の画商が20人の画工を連れてきたのがこの街の始まりで、画工の数が1万を超える現在、毎年数百万点の油絵がこの街から世界中へ売られていき、その総額は2015年で6,500万ドルを超えている。

20年間で10万点以上の複製画を描いた男
物語の主人公で、1996年に出稼ぎで大芬にやって来た湖南省出身のチャオ・シャオヨンは、この街で初めてゴッホの絵画と出会う。

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