2018年9月26日 17:15
ディオール 2019年春夏コレクション - ダンスのインスピレーションがもたらす開放感
ディオール(Diorの2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで2018年9月24日(月)に発表された。
ロンシャン競馬場内ショー会場で、ダンサーが舞う
会場は、パリ16区・ブローニュの森の中にあるロンシャン競馬場。“世界で1番美しい”とも言われる競馬場内に、ランウェイショーのために特別な会場が設営された。「ダンス」をクリエーションの起点として今季は、発表方法も斬新。ランウェイに初めに現れたのはモデルではなくダンサーで、パステルカラーの花びらが天から降りしきる中、パフォーマンスを披露。モデルの登場後も、複数のダンサーたちの演技は継続して行われた。
ムッシュ・ディオールが愛した「ダンス」を現代につなぐ
「ダンス」はディオールと縁が深いもので、ムッシュ・ディオールもダンスを好み、偉大なマーゴ・フォンテインなどを顧客に持っていたという。マリア・グラツィア・キウリは、過去の資料に加えて、ピナ・バウシュなどのコンテンポラリーダンスのヒロインたちの作品群から強いインスピレーションを受けて、新作ピースをデザインしたと語る。
コルセットに代わりアンダーウェアを女性に届ける
ドレス、スーツ、パンツスタイルなど、あらゆるジャンルのウェアが揃っているが、それらを繋ぐのがダンスのエッセンスだ。