2019年3月2日 03:30
アンリアレイジ 2019-20年秋冬コレクション - 画面上と「全く異なる」洋服
本来洋服の一部である袖口やポケット、襟は大きくデフォルメされ、一つの洋服として登場している。
ディテールが服に変わる
白シャツの手首を通すはずの“穴”からはボディ全体が飛び出ていて、ワンピースに変身。トレンチコートのポケット“だったはずのもの”は、物を入れる代わりに身体を通すことで、ケープジャケットに変わっている。デニムジャケットの襟も拡大され、頭だけを通すはずの穴から身体が通り、ポンチョコートとして新しい命が宿されているのだ。
ブランド名やサイズ表記の目的であるネームタグも、身体全体を包み込めるほどビッグサイズになり、ブランケットやマフラーに変身。手袋は、指を通す穴から顔・両腕が出ていてニットワンピースに様変わりしている。
現代に発信するメッセージ
画面上では想像することのできないビッグサイズに洋服を変更することで、伝えたのは現代に向けたメッセージ。「画面の上では伝えられない服を。
画面の上ではわからない服を。」ネットを介して新しいものに触れることの多い現代に、本物に触れないとわかならいこともある…という力強いメッセージを吹き込んでいる。
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