2019年3月22日 21:55
マラミュート 2019-20年秋冬コレクション - 変化する“風景”に人の個性は揺さぶられるのか
自分の得たいスタイルを自ら取りに行ける可能性を、アイテムそのものに含ませた。
クッションやソファのような服
収縮させ、シャーリングを施したキルティング地のコートは、立体感のある仕立てで身体を丸ごと包み込む。それは服を“着ている”というよりも服に“埋もれている”かのようで、クッションのような肌触りが、シェルターの中にいるような安心感を演出する。かすれたようなダメージ感のブルーのドレスは、ヴィンテージライクな雰囲気が魅力。ディストピアの中にある布張りのソファがイメージソースとなっている。
ヨウジヤマモト コレクションズのドレープブラウスやデニムパンツ、“人工タンパク質素材”を採用