2019年6月6日 12:00
映画『ディリリとパリの時間旅行』美しき時代<ベル・エポック>のパリを舞台にした少女の物語
また黄金が滴り落ちるようなオペラ座の大休憩室の豪奢な輝きは、当時の華やかさをそのままに再現している。
キャラクター紹介
物語を彩るキャラクターたちを紹介。女性の台頭が著しかった当時の次代背景を取り入れながら、劇中では、それを快く思わない悪者たちによって、虐げられる女性たちの姿も描いているという。
ディリリ
主人公である黒人の少女。ニューカレドニアからパリ行きの船に忍びこみ、伯爵夫人の助けを得てパリにやってきた。フランス語はルイーズ・ミシェルに学んだ。パリで出会った人の名前をノートにメモしている。
オレル
ディリリが初めてパリで出会った青年。
配達人であり、三輪車の名手。たくさんの人と知り合いでパリの街をすみずみまで知りつくしている。
エマ・カルヴェ
ベルエポックの時代に最も有名だった実在のフランスのオペラ歌手。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場やロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスに定期的に出演するなど国際的にも活躍した。その美しい歌声は、現代世界最高のオペラ歌手の一人ナタリー・デセイが担当。
ヴァン クリーフ&アーペルもサポート
幻想的かつ現実性をもった舞台背景の中で、よい雰囲気をより20世紀初頭のパリを豊かに再現。