人気舞台『はるヲうるひと』佐藤二朗脚本・監督で映画化、山田孝之×仲里依紗×向井理ら共演
「置屋」の美しい長女。長年の持病を患い床に伏しているため、“箱入り娘”として育てられている。そのことで反感を買い、遊女たちからは妬まれている。
哲雄(佐藤二朗)
「置屋」の長男。店を仕切り、凶暴凶悪な性格で恐れられている。
向井理や坂井真紀も出演
そのほか向井理、坂井真紀ら、人気キャストの出演も決定している。
『はるヲうるひと』あらすじ
その島には、至るところに「置屋」が点在していた。本土からは日に二度連絡船が出入りし、客の往来する。
住民たちはこの閉塞された島で一生を過ごす。女は客から「外」の話を聞いて思いをはせる。男は、女たちのそんな「夢」を一笑に附して留まらせる。ある置屋にその「三兄妹」はいた。
長男の哲雄は店を仕切り、その凶暴凶悪な性格で恐れられている。
次男の得太は哲雄にこびへつらい、子分のようにしたがっている。
長女のいぶきは、長年の持病を患い床に伏している。
ここで働く4人の個性的な遊女たちは、哲雄に支配され、得太をバカにして、いぶきに嫉妬していた。
女を売る家で唯一女を売らず、それどころか優遇された箱入り娘だからだ。しかも、いぶきはだれよりも美しかった。その美しいいぶきを幼少から見守り寄り添う得太であった…。