2019年10月17日 16:50
ディスカバード 2020年春夏コレクション - 呼応する色彩、相反するもの同士の躍動感
“皆で楽しい事を体験したい”というデザイナーの希望から、音楽とともにコレクションを発表する形式が採用されたという。
多様な色彩同士が呼応して輝く
現代芸術家・政田武史の作品「ESQUISSE」をフィーチャーしたシャツやTシャツ、ショートパンツは、点描で表現された様々な色彩が呼応し、共存しているのが印象的だ。「ESQUISSE」で表現されているのは、“隣り合った色同士の輝き”。「1人では輝くことができない、集まったからこそ輝くことができる」という意味が込められており、それぞれの色彩からは、生き生きとした躍動感を感じ取ることができる。
水彩画タッチの警察官やピエロ
また、淡く細やかな水彩画タッチで描かれた警察官やピエロのアートワークを配したシャツやTシャツも登場。ゆったりとしたオーバーサイズのブロードシャツにプリントされることで、柔らかなタッチや色彩表現が際立ち、遊び心がありつつも、どこか儚げなイメージの存在感を増幅させる。異素材組み合わせのジャケットやカラフルリブのMA-1
目を引いたのは、キーワードである「IF WE LIVE TRULY」をカラフルなリブやベルトに配したジャケット。シワ加工されたウール地と、透け感のあるグリーンやオレンジの素材を組み合わせたジャケットは、細かいパイピングや背面の大胆な切り替えによって動きのあるデザインに。