2019年10月22日 13:10
ミツル オカザキ 2020年春夏コレクション - “不恰好”を貫くロックスター
メタリックなパーツを駆使
ミツル オカザキが好んで起用するメタリックな装飾は、今シーズンも存在感を放つ。たとえばノーカラーのジャケットは、ハトメ金具を使って生地を寄せ、表面に立体感を生み出している。またジッパーをホワイトシャツに張り巡らせてハーネス風のジャケットに、格子状に組み合わせてジャケットの下から垂らしクリノリン風のスカートに仕上げた。
ヴィヴィッドピンクをアクセントに
カラーパレットはモノトーンが主流。ブラックとホワイトをベースにする姿勢は今までと変わらないが、今季のアイコンとして起用されたのがヴィヴィッドなピンクだ。ハッとするほど鮮やかなピンクが、アームにパステルピンクのネット状ディテールをあしらったロングシャツや、サイドラインを走らせたクロップドパンツに採用され、コレクション全体にアクセントを加えていた。
ポータークラシック×黒澤明作品、『七人の侍』総柄アロハシャツや『天国と地獄』着想のレザーグッズ