ジョン ローレンス サリバン 20年秋冬コレクション、ヴィム・ヴェンダースやピナ・バウシュから着想
ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)は、2020-21年秋冬コレクションを発表した。
ヴィム・ヴェンダース&ピナ・バウシュから着想
今季は、ドイツの映画監督、ヴィム・ヴェンダースの作品と、同じくドイツの振付師・ダンサーのピナ・バウシュから着想を得ている。モンマルトル ニューヨーク(MONTMARTRE NEW YORK)とタッグを組んだグラフィカルなジャカードストールには、「Last Waltz」「Dance with Me」「Floating Emotions」といったワードが綴られており、ルックの所々に用いられることで、ヴィム・ヴェンダース、ピナ・バウシュ両名の世界観をサブリミナル的に連想させる役割を果たした。
『ベルリン・天使の詩』を彷彿させるオーバーコート
ファーストルックで登場したのは、ヴィム・ヴェンダースの映画『ベルリン・天使の詩』で主人公の天使・ダミエルが羽織っていた重厚感のあるオーバーコートを彷彿させる、グレーのロングコート。ウエストにステッチでギャザーを寄せたパワーショルダーのコートは、緩急のあるフォルムながら、しなやかな生地の落ち感が手伝ってどこか静かな雰囲気をまとっている。