くらし情報『【開催中止】「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」国立新美術館で、バロック先駆者の代表作に迫る』

2019年12月16日 17:20

【開催中止】「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」国立新美術館で、バロック先駆者の代表作に迫る

【開催中止】「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」国立新美術館で、バロック先駆者の代表作に迫る

東京・六本木の国立新美術館にて予定されていた展覧会「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」の開催が中止。2021年3月24日(水)から5月10日(月)までの会期を予定していた。

カラヴァッジョの傑作《キリストの埋葬》が来日
皺の1本1本まで描きとる写実描写。劇的な明暗。ダイナミックな構図。16世紀末から17世紀初頭にかけてローマで活躍した画家・カラヴァッジョは、そのドラマティックな表現でもって、感情を巧みに伝える革新的な宗教画や風俗画を生み出し、バロック美術の先駆的役割を果たした。

「カラヴァッジョ《キリストの埋葬》展」は、このカラヴァッジョの傑作の1つである《キリストの埋葬》を目にすることのできる展覧会だ。鋭い明暗・緊密な構図のもと、死せるキリストとその取り巻きを劇的に描いた本作は、ローマのサンタ・マリア・イン・ヴァリチェッラ聖堂の礼拝堂のために制作され、ルーベンスをはじめ後世の多くの画家たちへと影響を与えた。


版画や書簡から迫る作品の背景
本展は、大画面の映像などによって《キリストの埋葬》への理解を深められる構成。また同時代の版画を通して、ローマ・カトリック教会の改革運動といった、本作が描かれた歴史的背景へも迫る。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.