2020年2月28日 13:25
ディオール 2020年秋冬ウィメンズコレクション - 女性が輝く明るい未来像を描いて
ディオール(DIOR)2020年秋冬ウィメンズコレクションが、フランス・パリにて発表された。
女性への力強いメッセージをのせたショー会場
クレール・フォンテーヌ グループとコラボレーションした今季のショー会場は、フェミニストのアーティストをはじめとする作品をモチーフに、女性への力強いメッセージが並ぶ演出が観客を出迎えた。
アーティスティック ディレクターのマリア・グラツィア・キウリが着想を得たのは、彼女がティーンエイジャーだった頃の日記、そして1960年~70年代イタリアのフェミニストアートにおける象徴的な人物たち。コレクションを通して、身体とフェミニズム、そしてフェミニニティの多面的で変わることのない繋がりについて問いかけていく。
始まりは「バー」ジャケットから
始まり合図と共に、ランウェイに顔を出したのは、かつて女性のための“ニュールック”として誕生した「バー」ジャケット。これまでも様々な解釈でアップデートされてきたアイコンウェアだが、今季は細いボウタイ付きシャツにパンツスタイルというマニッシュな着こなしを提案しているのが印象的。メゾン初の女性アーティスティック ディレクターでもあるマリアの新たな女性の物語を予感させる。