2020年11月1日 12:00
映画『ドライブ・マイ・カー』西島秀俊主演“喪失と希望”の物語、米アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞
主人公・家福悠介(西島秀俊)
舞台俳優・演出家。脚本家の妻・音と満ち足りた日々を送っていたが、秘密を残したまま妻は死去。そして、演劇祭で演出のため、愛車のサーブで広島へと向かう。そこで、寡黙な専属ドライバーみさきに出会う。家福の希望へと一歩踏み出す心の機微を、西島秀俊が繊細に表現する。
渡利みさき(三浦透子)
主人公・家福の愛車を運転するドライバー。寡黙でありながら、芯のある女性。みさきと過ごすことで、家福は目を背けていたあることに気づかされていく…。
⾼槻耕史(岡田将生)
家福の妻・音と親密そうな気配を漂わせる 俳優。物語を大きく動かすキーパーソン。
家福⾳(霧島れいか)
秘密を抱えたままこの世を去った、家福の妻。脚本家。
日本映画史上初、第94回アカデミー賞で作品賞&脚色賞にノミネート
映画『ドライブ・マイ・カー』は、第94回アカデミー賞にて作品賞・脚色賞・監督賞・国際長編映画賞の全4部門にノミネート。作品賞・脚色賞にノミネートに日本映画がノミネートされるのはアカデミー賞史上初の快挙となり、映画史に新たな歴史を刻む作品となった。なお、監督賞ノミネートは1986年の黒澤明監督映画『乱』以来、国際長編映画賞は2019年の是枝裕和監督映画『万引き家族』以来となる。