2021年3月25日 15:20
ノワール ケイ ニノミヤ 2021-22年秋冬コレクション - 漆黒に放つ、静かな美しさ
ボトムスには、ふんわりと軽やかなチュールを差し込むことで、質感のコントラストを強調させているのも面白い。
デコラティブな装飾にも
ショーの中盤に差し掛かると、フリルやリボンといったブランドお馴染みのモチーフを主役にしたピースも散見された。しかしこうした装飾にも、やはりメタルは隠されていて、ニットウェアやドレスに波打つボリューミーなフリルの先端は、細やかなメタルを繋ぎ合わせたことで、エッジィなムードをプラス。
またショーの中盤に現れた奥深いブルーのルックの中には、ハーネスにメタルのアームを繋げたような、ユニークなピースも存在する。
クチュール的な‟ビニール”のドレスも
また終盤にかけては、メタルに代わりビニールを使用したシルバーのピースが会場を席巻していく。繊細なカッティングとクチュール的表現で完成したドレスは、まるで花の蕾を重ねたようなロマンティックな雰囲気だ。そして今季は、これまでもブランドと関わりのあるチャーチ(Church’s)との新作コラボレーションシューズを足元にスタイリング。今季のムードに相応しい、メタリックなシルバーで登場する。
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