2021年6月7日 18:40
「ミッフィー展」東京・名古屋・福井で開催、ディック・ブルーナ直筆原画やスケッチ約250点
「誕生65周年記念 ミッフィー展」の見どころ見どころ1:初期の代表作『ゆきのひの うさこちゃん』から初来日原画
見どころ満載の本展でも、まずはじめに目を引かれるのが初期の代表作である『ゆきのひの うさこちゃん』(1963年)。色を塗って原画を作っていた時代、ミッフィーの初期4作品のうち同作は、これまで1枚しか来日したことがない原画で、今回が初公開となる。
また、『うさこちゃん おばけになる』(2001年)、『うさこちゃんは じょおうさま』(2007年)、ミッフィーが登場する最後の作品となった『うさこちゃんと ふがこちゃん』(2011年)の原画など、日本初公開となる作品も多彩に揃っている貴重な機会だ。
見どころ2:ブルーナの創作過程を垣間見る展示
ブルーナの創作の秘密にも迫る今回。『うさこちゃん ひこうきにのる』(1970年)や『うさこちゃんと にーなちゃん』(1999年)といった6作品の原画、絵本に採用されなかったカット、文章を推敲したメモなどから“創作の過程”を辿ることができる。見どころ3:ディック・ブルーナと日本の関係
児童文学者で絵本の翻訳をした石井桃子や絵本作家の五味太郎、ミッフィーを読んで育った世代のさくらももこらの思いを紹介するパネルや原画も登場。