2021年7月30日 14:50
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』エドガー・ライト最新作、夢と恐怖がシンクロするタイムリープホラー
とコメント。
また、タイトルにもなっているロンドンの街・ソーホーについては、「今作の重要な要素の一つ。私が愛し、時に恐れている場所であり、長年に渡って自分の作品に登場させたいと思っていた場所」と語った。
エドガー・ライト監督の強い思い入れを反映させた『ラストナイト・イン・ソーホー』。現在のロンドンと60年代のロンドン、愛すべき2つの時代を“ホラー”というジャンルでどう描いたのか、是非スクリーンでチェックしたい。
描きたかったのは“過去を理想化するのは危険”ということ
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』は、第78回ベネチア国際映画祭<アウト・オブ・コンペティション>部門に出品され、ワールドプレミア。その後、トロントでも上映され、「今年最高の音楽映画」「エドガー・ライトらしさを残しながらも全く新しい」「今後10年間で最高のロンドン映画」といった評価を得たという。
エドガー・ライト監督は、『ラストナイト・イン・ソーホー』で描きたかったテーマについて「この映画のテーマは、過去を理想化するのは危険だということです。
時が経つに連れ、その時代を知らない人々が当時の良い面ばかりに目を向けるような傾向があると思います。