くらし情報『短編映画『春』古川琴音の初主演作、認知症の祖父と二人暮らしをする美大生の物語』

2021年8月19日 14:35

短編映画『春』古川琴音の初主演作、認知症の祖父と二人暮らしをする美大生の物語

短編映画『春』古川琴音の初主演作、認知症の祖父と二人暮らしをする美大生の物語

短編映画『春』が、2021年10月1日(金)より、アップリンク吉祥寺ほかにて公開される。主演は古川琴音。

9つの映画祭でグランプリを受賞した話題作
短編映画『春』は、京都国際映画祭2018 クリエイターズ・ファクトリーほか9つの映画祭にてグランプリを受賞した他、監督・脚本の大森歩が文化庁メディア芸術祭2019新人賞、主演の古川琴音がTAMA NEW WAVE ベスト女優賞も受賞した話題作。認知症の祖父と二人暮らしをする美大生の1年間の物語を描く。

認知症の祖父と過ごす日々を繊細に描く
映画のモチーフになったのは、3年間祖父と二人暮らしをし、美術大学を卒業して、現在CMなどのディレクターとして活躍する大森歩自身の経験。認知症が進む祖父に、イライラが募った主人公が思わずしてしまう行動など、大森歩自身が抱いたであろう他人には見せたくないような汚い感情までも、逃げずに、繊細に描ききった。

<映画『春』あらすじ>
祖父の家に居候して二人暮らしをしている、美大生のアミ。いつも満州に行ったことを自慢気に話す祖父を、「衛生兵だったんでしょ。
私も戦争したよ、受験戦争」と馬鹿にするアミは、翌年に就活を控えている。

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