2021年10月25日 12:00
ドキュメンタリー映画『世界で一番美しい少年』“ベニスに死す”ビョルン・アンドレセンの天国と地獄
そして50年後、かつて伝説のアイコンまでになった彼は、日本でもヒットを記録したアリ・アスター監督のスリラー映画『ミッドサマー』の老人ダン役を演じ、驚愕の変貌ぶりが話題になる。
『世界で一番美しい少年』から50年の時を経て、ビョルン・アンドレセンが語るのは、巨匠ヴィスコンティとの出会い、“世界一の美少年、タジオ”を探すために壮大な規模で行われたオーディションや映画『ベニスに死す』撮影の裏側、カンヌの華やかな狂騒から来日時の熱狂など。“世界で一番美しい少年”と呼ばれその後の人生を運命づけられてしまったひとりの人間の栄光と破滅、心の再生とは?“世界で一番美しい少年”が見た、天国と地獄とは?
豊富なアーカイブ映像
豊富なアーカイブ映像と共に、傑作映画の裏側やビョルン・アンドレセンに向けられていたまなざしなどを浮き彫りにしているのも映画『世界で一番美しい少年』の特徴。
日本版予告編は、『ベニスに死す』の“世界一の美少年、タジオ”を探すため、ヴィスコンティがおこなった大規模オーディションのひとコマからスタート。多くの少年の中からアンドレセンの姿を見つけたヴィスコンティは、彼に歩み寄り、「美しい」