くらし情報『展覧会「奇想のモード」東京都庭園美術館で、“シュルレアリスムとファッション”に通じる美の表現に迫る』

2021年12月11日 19:10

展覧会「奇想のモード」東京都庭園美術館で、“シュルレアリスムとファッション”に通じる美の表現に迫る

エルザ・スキャパレッリ“ギリシア神話”モチーフのケープ
中でも、サルバドール・ダリなどシュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリは、シュルレアリスムの文脈で生み出された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んだデザイナーだ。会場には、馬車で天空を翔けるギリシア神話の神・アポロンをきらびやかな刺繍で表現したエルザ・スキャパレッリ《イヴニング・ケープ》などを目にすることができる。

マルタン・マルジェラの額縁ネックレスなども
また、エルザ・スキャパレッリの他にも、トロンプルイユ=だまし絵的なイラストを取り入れた衣裳や、内側と外側の意識を反転させたデザイン等、シュルレアリスムを契機として出現したユニークなファッションが生み出されている。会場では、マルタン・マルジェラが手がけた、額縁を首にかけてまとう《ネックレス》や、目のアートワークを大胆にあしらったハリー・ゴードンの《ポスター・ドレス》なども登場する。

【詳細】
展覧会「奇想のモード装うことへの狂気、またはシュルレアリスム」
会期:2022年1月15日(土)~4月10日(日)
会場:東京都庭園美術館(本館+新館)
住所:東京都港区白金台5-21-9
休館日:毎週月曜日 ※ただし3月21日は開館、3月22日(火)

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