2021年10月3日 10:00
年を重ねるというのは、会ったことのない自分に出会っていくこと 嘆くのではなく、面白がる
本当に、ずいぶん遠いところまで来てしまいました。
1枚の写真はタイムマシンのように、時空を超えていきます。一人暮らしを反対していた父は、引っ越しを率先して仕切り、手伝ってくれました。
そしてみんなが帰り、夕方、ひとりになった時のこと。そうだ、ごはんを炊こう。冷蔵庫の中に、実家から持ってきた南高梅がありました。炊きたてのごはんに梅干しひとつ。
淋しさとわくわくと、やっていけるのかなあという不安も味わいながらの夕餉。
26歳の船出でした。
※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
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⇒ 単行本「大人の結婚」
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