くらし情報『生きるということへの敬意を持つ ふと目にした光景が教えてくれたこと』

2022年1月23日 11:13

生きるということへの敬意を持つ ふと目にした光景が教えてくれたこと

目次

・吉元由美の『ひと・もの・こと』
・ふと目にした光景の中に学ぶこと
生きるということへの敬意を持つ ふと目にした光景が教えてくれたこと

吉元由美の『ひと・もの・こと』

作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。

たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。


ふと目にした光景の中に学ぶこと

古びたビニールのバッグを簡易カートにくくりつけ、肩にも重そうなバッグをかけ、ぶつぶつと何か怒っているおじさんとすれ違いました。

そんな人と行き交うとき、できるだけ近くにならないように、目を合わせないようにしてしまいます。このときも何気なく避けるようにすれ違いました。

きっと多くの人が関わりをもたないように、このおじさんを避けて来たのかもしれません。推測の域を出ませんが、孤独に生きてきた人なのかもしれません。

社会の理不尽さに怒りがこみ上げている……のかもしれません。おじさんの怒りは悲しみにも似ているような。あくまで私の想像です。


生きるということへの敬意を持つ ふと目にした光景が教えてくれたこと

買い物を済ませた帰り道。あのビニールバッグをくくりつけた簡易カートが道端に。

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