くらし情報『修学旅行中、中学生が美術館の作品を破壊 作家のコメントに「涙が出た」「素晴らしい」』

2022年6月9日 19:14

修学旅行中、中学生が美術館の作品を破壊 作家のコメントに「涙が出た」「素晴らしい」

同美術館がある十日町の織物機具の一部や農機具、用具などが使用されており、地域の風景が重ね合わせられるのが特徴だといいます。

作品は、作家の魂の一部のようなもの。これまで生み出してきた作品には、いろいろな想いが詰まっているのでしょう。

今回の騒動は、クワクボさんにとってつらいものだったはずです。しかし、クワクボさんは作品を破損させた中学生を強く咎めず、冷静に問題点を指摘。

作品を踏み荒らすに至った中学生の心理について考え、「生徒が内なる不満や怒りの欲望を、違った形で表現できるようにしなくてはならない」と意見を述べました。

クワクボさんのコメントはまたたく間に拡散され、多くの人がその内容に考えさせられたようです。

・読んでいて涙が出てきた。
作家としても人間としてもかっこいい。

・大人として素晴らしい。正しく導く姿勢が、真の教育の形だと思った。

・作品を壊されて腹立たしいだろうに、冷静に対応できてすごいなあ。

作品を破損させた人をただ怒るだけでは、きっと根本的な部分は何も解決しないことでしょう。

クワクボさんの言葉が中学生たちに届き、自身を見つめ直すきっかけになることを望みます。

[文・構成/grape編集部]

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