2022年6月27日 11:55
人生初の110番 駆け付けた警察官が『してくれたこと』に感謝
手袋を着用のうえで現場に駆け付け、対応してくれました。
本来であれば、『傷病野生鳥獣救護事業』を行っている県の自然保護課や、地域振興事務所などに連絡したほうが適していたかもしれません。
しかし、普段から野生鳥獣の保護を想定していなければ、一般の人はとっさに判断できないでしょう。
木下さんによると、その後ハトは無事に保護されたといいます。
野生の鳥を救っていいの?いろいろな考え方
考え方によっては、野生鳥獣の生死は、自然界の食物連鎖に欠かせないため、ハトの救助を疑問に思う人もいることでしょう。
生態系のことを考えると、人間が手を出すべきではない場面もあるかもしれません。
一方で、人には野生鳥獣を大切に想う気持ちがあり、以前から傷付いた動物たちを助けてきました。
自然の中で傷付いたのではなく、今回のように人為的な原因がある場合は、「人が助けるのは当然なこと」という考えもあるようです。
目の前の命を助けようとした、木下さんと警察官の行動は、人として自然なことなのではないでしょうか。野生鳥獣との関わりと、命について、改めて考えさせられますね。
[文・構成/grape編集部]
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