くらし情報『雨期の6月 今でも覚えている、子供の頃に体験した濁流の怖さ』

2022年6月30日 16:27

雨期の6月 今でも覚えている、子供の頃に体験した濁流の怖さ

畳を越えそうになったので、慌てて父親と2階へ上りました。そのうちに停電です。真暗な中で、ゴーゴーと流れる濁流の音… 10数段ある階段の、下から7段目位にまで、濁流が上がって来ましたので、ホント生きた心地はしませんでしたね。

雨期の6月 今でも覚えている、子供の頃に体験した濁流の怖さ

なんとか、5、6段を残して濁流は止まりましたが、濁流の音が耳に残り恐怖で眠れなかった一夜だった事を、今でもハッキリ覚えております。

深夜に濁流は何とか納まりましたが、翌朝1階に降りて見ると、そこはまだ泥の海でした。

畳や家具など水害の後始末は、それはそれは、大変な作業ですが、今回は、濁流の体験のみ、ご紹介させて頂きました。水害は怖いですね…。

<2022年6月>

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フリーアナウンサー押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2022年現在、アナウンサー生活64年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。

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