2020年4月13日 16:53
従業員に特別賞与の支給を決めたスーパー そのボーナスの名前にグッとくる
2020年3月以降、アメリカでは新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)の感染拡大を食い止めるため、多くの人たちが在宅ワークをしています。
しかし一方では感染者と接触するリスクがありながら、職場で働いている人たちもいます。
同月31日、アメリカの大手スーパーマーケット『クローガー(Kroger)』は、自社の従業員に特別賞与を支払うことを決定。
賞与の名前はその名も『ヒーロー・ボーナス』です。
市民の生活を支えるために最前線で働く『ヒーローたち』
世界が直面しているウイルスとの闘いの中で、最前線で働く人たちといえば医療従事者や救急隊員、警察官らが頭に浮かぶのではないでしょうか。
しかし人々の生活を支えるために営業を続けているスーパーの従業員もまた、フロントライン(最前線)で働いているのです。
スーパーは無症状や症状の軽い感染者が来店する可能性があります。
従業員は常に、そのような感染者と接触するリスクがあるのです。
そこで『クローガー』は食品売り場、サプライチェーン、製造部門、薬局、そしてコールセンターで時間給で働くスタッフに対し、3月29日から4月18日まで時給を2ドル(約215円)