くらし情報『保育の授業で「子供は邪悪」と答えた男性 理由を尋ねてみると…【きしもとたかひろ連載コラム】』

2020年9月13日 16:19

保育の授業で「子供は邪悪」と答えた男性 理由を尋ねてみると…【きしもとたかひろ連載コラム】

と思うと同時に、期待に応えようと思う。強い人だねと言われたら、弱音を吐いてはいけないような気がする。

本が好きだもんね、勉強好きだもんね、優しいもんね、子どもが好きだもんね。

その言葉に励まされることもあるし、道を踏み外しそうになるのを踏みとどまらせてくれることもある。けれど、その言葉が呪いとなることもきっとあるんだろう。

期待に応えたいという思いとあわせて「そうある自分に価値がある」と思ってしまっていたりもする。言いかえればそれは、期待を裏切らないように、価値がないと思われないように、ということ。

自分の役割に徹していると、自分の気持ちが疎かになる。そんな自分の気持ちをなおざりにしていることに気づいていなかったりもする。

大人だから、子どもの言うことには傷ついたりしない。親だから、めんどくさいこともきちんとやる。長男だから下の子に優しくする。上司だから、部下だから…それぞれの立場でそれぞれの役割を演じるために、ときに頑張りすぎたりする。

それってやっぱりしんどい。

だから、優しくない自分もいて良いんじゃないかな。頑張れない自分も、意地悪な自分も、ネガティブな自分も、期待を裏切る自分も。

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