くらし情報『『自分』を残しておくための「紙」と「ペン」は、自分の手と気持ちに馴染んだものを』

2021年2月7日 11:34

『自分』を残しておくための「紙」と「ペン」は、自分の手と気持ちに馴染んだものを

窓際のボックス席は落ち着きます。なぜかこの席だと、仕事もはかどるのです。

紙とペンの相性はとても大切です。たとえば、歌詞を考えているとき。いつも鉛筆を使うのですが、柔らかい芯の、2Bから4Bの鉛筆でないと思考がスムーズに動いていかないのです。

柔らかい心の書き心地が、なんとも気持ちがいい。そして下書きの紙はA4のコピー用紙を横にして。これは『儀式』のように、デビューしたときからの慣わしです。


『自分』を残しておくための「紙」と「ペン」は、自分の手と気持ちに馴染んだものを

若い頃によく一人旅をしていた頃、必ず持って行ったがシェーファーのカリクラフィー用の万年筆でした。1500円くらいのリーズナブルな万年筆です。

文字に少し表情が出て、なぐり書きでも『味』が出ます。インクはBlue-black。この色も、イマジネーションをそそるのです。

今、愛用しているのはuni ball SigNonoの太字、インクはdeep blue。滑るような書き心地、そしてこのペンのインクは紙にほどよく滲みます。

紙も柔らかいものを。
インクを吸い取るような紙が好きです。ペン先からこぼれた思考や思いを受け止めるノートも、吟味して吟味して選びます。

『自分』を残しておくための「紙」と「ペン」は、自分の手と気持ちに馴染んだものを

文筆を生業としている私にとって、自分のために文章を書くモチベーションはとても大切なものです。

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