~繰り出す負をことごとく正に変えた女性〜
幸田文さん、長編小説「流れる」「父」など様々な作品を世に送り出した女流作家。
偉大な文学者であった父・幸田露伴さんに物凄くシゴかれ苦労したことを生前ご本人から伺いました。
ちょっとお洒落をしただけで「お前みたいな不器量で不器用な娘には任じゃない」とこともなげに言われたとか。
しかし、父が繰り出す様々な“負”の刃を見事に打たれ強く我慢強く“正”に変えて、あれだけの優れた作品を残し、着物も江戸風ないなせな着こなし、美しい言葉遣いや立居振舞いなど、ほれぼれする様な本当にいい女っぷりを努力で手に入れておりました。
どんなに厳しい環境でも、相手が負の刃を投げつけようとも自分の心の持ちよう、努力次第で、それをとてつもない正に変えることができるのです。
皆さんも文さんの心意気に負けないよう努力しましょうね。
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