桜がいよいよ開花してきましたね。3月は芽吹きの季節であり、万物のエネルギー(気)が外に向かって発散し始め、静から動へ、陰から陽に変わる季節です。
春は卒業や入学、退社や入社、異動、引っ越しなど、環境が変わる時期でもありますが、環境の変化からストレスを感じやすく、自律神経のバランスが乱れて、心身ともに不調をきたしやすくなります。
規則正しい生活を心がけ、ウォーキングやストレッチの様にゆったりとした運動を行い、徐々に気を外に発散していきましょう。早寝早起きで、体内時計を整え、朝は日の光を浴びて陽の気を取り入れましょう。
春野菜で春ダメージを癒す
春は、肝臓や胃腸に負担がかかりやすくなります。肝臓は、脂肪を分解し有害物質など不要なものを解毒する働きがありますが、感情とも結びついており、肝臓は「怒り」と表現されます。イライラしやすい時期ですから、お酒や油ものを控えて肝臓の負担を減らしましょう。
春野菜には冬に溜め込んだ老廃物などを解毒する働きがあります。特に春の野草のほろ苦さは、身体の中からシャキっと目覚めさせてくれます。
●ふきのうとう
特有の苦み成分であるアルカノイドは、肝機能を強化し、新陳代謝を促進します。