~愛しの銀巴里の想い出〜
私にとって銀座といえばやはり“銀巴里”です。銀座七丁目の角の地下。
私がこの地に初めて来たのはライヴハウスになる前のキャバレーの頃に専属歌手になりました。
その後キャバレーがシャンソン喫茶「銀巴里」になり、専属歌手となりました。
以来閉店までの40年間、歌い続けて来ました。
集客のために世界初のヴィジュアル系の格好をして銀座を練り歩いたことも。
銀巴里は楽屋がないので、客席をうろうろして、様々な年齢・職業・人種の人々の人生模様を共に生きながら歌い続けてきました。
ロマンスが芽生えたら「愛の讃歌」、破局で打ちひしがれている人には「ミロール」、絶望に浸っている人には「僕は負けない」「バラ色の人生」など、多くの人々のために雨の日も嵐の夜も歌い続けて来ました。
私の人生のかけがえのない思い出の宝石箱「銀巴里」。
かけがえのない場所を持った人生は幸せなことでした。
皆さんにもきっとどこかにそんな場所はあるはず。
今からでも想い出を創りに行ってみてはいかがでしょう。
※美輪明宏公式サイト「美輪明宏 麗人だより」より
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