2020年10月31日 10:16
不安な気持ちを抱え込まずに 虐待相談もSNSで【気になる! 教育ニュース】
第29回不安な気持ちを抱え込まずに虐待相談もSNSで
虐待類型ネグレクトが最多に
東京都大田区で、母親が自宅マンションに3歳女児を置き去りにして死亡させた事件。
香川県高松市の路上で、母親が女児二人を車中に放置して死亡させた事件。
7月、9月と立て続けに起きた事件の報道に接し、やりきれなさや無力感を感じた人は少なくないのではないでしょうか。
無理心中を除いた54人のうち、ネグレクト(育児放棄)は25人。2003年の検証開始以後、初めて身体的虐待を上回り、虐待類型の中で最多となりました。
また、同専門委員会は2007年~2018年の間に虐待死した子ども計568人を分析。死亡児童の実母が家庭内暴力(DV)を受けていたのは51人で、このうち実父や交際相手が死亡児童を虐待していた割合は6割。さらに、家庭と地域社会との接触状況を調べると「乏しい」「ほとんどない」が7割以上に上り、虐待とDV、社会における孤立との関係が浮き彫りとなったのです。
電話よりSNS相談しやすい仕組みづくり悩まずに声を発してほしい
以前、息子のスイミングスクールの見学室で、突然母親が一緒に見学していた2歳ぐらいの女児を怒鳴りつけ、引きずり倒したまま腕を引っ張って見学室を出て行ったことがありました。
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