2020年11月21日 17:06
切迫早産ってどんな状態?原因と切迫早産と診断されたときの過ごし方
妊娠中は、突然のトラブルに遭遇することもあります。トラブルのひとつに切迫早産がありますが、予定日近くまでしっかりお腹の中で育てたいですよね。
そもそも、切迫早産とはどのような状態をいうのでしょうか。妊娠中で不安を感じている方のためにも、切迫早産の原因や診断されたときの過ごし方を解説します。
切迫早産とは
切迫早産とは、妊娠22週0日~36週6日の間で早産になりかけている状態のことです。子宮の収縮が規則的に起こったり子宮口が開いていたりして、早産の一歩手前であることが分かります。
早産はさまざまなリスクが考えられるため、切迫早産は早期に発見して医師の診察を受けることが大切です。
切迫早産の原因
早産は全妊娠の約5%に起こると言われていて、赤ちゃんの体がまだ未熟なためリスクが高いです。早産を予防するためにも、切迫早産の段階でしっかりと診察を受け、治療をしたいもの。では、切迫早産はどのような原因で起こるのか見ていきましょう。
子宮頸管無力症
子宮頸管無力症になると、自覚症状がないまま子宮の入口である子宮頸管が開いてしまい、切迫早産を引き起こします。
通常、子宮頸管は閉じていて、陣痛が始まるまで赤ちゃんを子宮内に留めているのです。
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