次女のアタはASD、いわゆる発達障害児。最初はその事実を受け入れられませんでしたが、そのうち、これって普通の子より個性が強すぎるだけなのかも、という心境に。こう言っては不謹慎ですが、障害児を育てるというのは、案外面白いのです。現在、夫は海外に単身赴任中。大学生の長女と私、そしてアタの3人のドタバタライフを書き綴っていきたいと思います。
第23回 ついに来たASDっ子の母離れ。その時母は……?
「ママいらない」!?母、大ショック!!
ある夜。宿題の日記がなかなか書き終わらないアタ。様子を見ていると、途中で手の指をクネクネ動かして遊んでます。30分経過で最初の1行しか書けてないって、さすがにどうよ……。
就寝時間も迫っていたので「書けそう?」と声がけすると、ビクッとして慌てて書き始めますが、すぐにまたクネクネ〜。うーん。仕方ない。
「何が書きたいの?」再度声をかけると「大丈夫!」
「でももう寝る時間だし、一緒に考えようか?」
不服そうに黙り込むのを無視して、今日あったことを聞き出そうとしたら、小さな声でボソリとひと言。
「ママいらない」
「‼︎‼︎」
ショックでした……。
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