次女のアタはASD、いわゆる発達障害児。最初はその事実を受け入れられませんでしたが、そのうち、これって普通の子より個性が強すぎるだけなのかも、という心境に。こう言っては不謹慎ですが、障害児を育てるというのは、案外面白いのです。現在、夫は海外に単身赴任中。大学生の長女と私、そしてアタの3人のドタバタライフを書き綴っていきたいと思います。
第25回 痛覚の鈍いASDっ子でも予防接種は修羅場です。
予防接種で大暴れ!
インフルエンザの季節到来。コロナの影響で今年は特に接種が呼び掛けられていますが、小さい子連れて行くのは気が重いですよね……。
アタは、というと。幼稚園の年長くらいまでは、なーんにも言わずにプスプス注射されるがままになっていました。おとなしくて助かるわ〜なんて思っていたんですが。実はこれ、痛覚が極端に鈍かったせいもあるみたいです。
豹変したのは、恐らくその年のインフルエンザ予防接種。いつも通っている小児科で、先生が注射器を用意していざ打とうとしたその時!
「イヤーーーーー‼︎(ドカッ‼︎)」
なんとアタさん、先生のミゾオチにいきなりキック‼︎先生もビックリで、注射器持ったまま後ろに飛びすさりました。
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