くらし情報『赤ちゃんが来た!嬉しいけれど、時々寂しい気持ちの話。』

2020年11月25日 10:06

赤ちゃんが来た!嬉しいけれど、時々寂しい気持ちの話。

でもとうとう、妹ができると知りました。とても楽しみで、可愛くても不細工でも一緒に遊んであげてね、とお友達にお願いするほどでした。

ところが、いざ赤ちゃんがくると、可愛いばかりではない。泣いてばかりでうるさいし、おまけに母は赤ちゃんにかかりきり。急に母の背中ばかりが目に映るようになった記憶がおぼろげにあります。

6歳間近の子どもですから、仕方がないと我慢できてはいたものの、妹が1歳になったお誕生日、とうとうはっきりと私の中に寂しさと嫉妬の感情が芽生えていることに気づきました。その初めての感情に戸惑ったことは今でも鮮明に覚えています。

なにせ、祖父母や親戚から差し出されるプレゼントというプレゼントは、すべて妹のもの。それを私は「素敵ね、良かったね」という程で笑顔を作り、手を叩いて喜んで見せていましたが、心のうちには全く違うわけです。それを予知していたのか、祖母だけが、私に目を向け、「これはアンヌちゃんにね」と言って小さなプレゼントを用意していてくれました。

包みを開けると、赤でもピンクでもない、臙脂色の折り畳み傘。大人っぽい色合いと複雑な折り目を目にして、もうジャンプ傘はもう卒業なんだなと、私のお姉さんとしての気持ちが満たされたのが思い出されます。

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