給食のクリスマスランチ
クリスマス&新年のバカンスは2週間。その直前の1学期最終日は給食もクリスマスメニュー。前菜にはサーモンやエビなどの海産物。メインは七面鳥か鶏肉料理。そしてデザートにはブッシュ(薪)型のケーキ・・・というのが毎年定番。
最後にはチョコレートの詰め合わせも手土産に渡され、子供達はクリスマス気分満載で最終日を終え、数日後の本番を待ち焦がれる。

配る直前にブッシュのメレンゲにバーナーで焼き色をつける。子供達も体験。
ブッシュ・ド・ノエル
フランスでクリスマスケーキといえば、ブッシュ(薪)型。何人でも分けあえる形も人気の理由。
昔、大きな薪を暖炉に置き、その火が新年まで消えないように上からワインや蜂蜜、牛乳を注ぎ、葉や栗も置いたことから、菓子「ブッシュ・ド・ノエル」の飾りもヒイラギや栗などになったのだそう。
今、そのブッシュ・ド・ノエルをめぐってはパティシエ達が華やかに競い合い、毎年、多くの傑作を生んでいる。
ブッシュ・ド・ノエルは子どもより、むしろ大人達にとっての楽しみ。イブの夜の最後を飾る打ち上げ花火だ。今年はどんなものに驚かされるのか。今から多くの菓子好き達がワクワクしながら、クリスマスまでを指折り数えて待っている。
…