2020年12月25日 14:04
海外の性教育はこんなに進んでいるの?私たちが学ぶべきことは?
日本の性教育は遅れていると言われていますが、それに対して海外では性教育をきちんと行っている印象があります。日本は海外の性教育から多くのことを学びたいもの。では、どんなことを学んだらよいのでしょうか?そこで、世界各国の性教育、そして日本の性教育の現状や学ぶべきことをまとめてみました。
海外の性教育
2009年、ユネスコは国際セクシュアリティ教育ガイダンスを発表しました。このガイダンスでは、幼少期から正しい知識を伝えることをすすめています。生殖に関することだけでなく、性の多様性、男女平等など幅広い内容が網羅されており、海外の性教育はこのガイダンスを基準にしている傾向があるでしょう。
国際セクシュアリティ教育ガイダンスとは
このガイダンスでは、5~18歳を4つのレベルに分けています。レベル1で赤ちゃんがどこから来るのを解説し、レベル2でどのように妊娠するのかを説明した上で避妊方法を確認、レベル3で妊娠の兆候、胎児の発達と分娩の段階、レベル4で生殖能力は全ての人にあるわけではないこと、性的欲求は人によって違いがあることなどを説明しているので、子供たちは自然と性に対して幅広い知識を身につけることができるのではないでしょうか。
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