2021年3月1日 12:00
軽度知的障害の特徴!幼児期に見られる気になるポイント
軽度知的障害は「軽度」と名前についていますが、実際のところは障害の程度が軽度という意味ではありません。軽度知的障害とは何か、また、幼児期に見られる特徴について解説します。早めに医療機関を受診することで得られるメリットについても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
軽度知的障害とは?
軽度知的障害という病名・障害名はありません。そのため、どのような病気を指しているのかはその時々で異なることがあります。
一般的には「学習障害」と「注意欠陥多動性障害」、「高機能広汎性発達障害」の3つの障害を指すことが多いです。しかし場合によっては、「軽度精神遅滞」も含めた4つの障害を指すことがあります。
障害の程度が「軽度」ということではない
冒頭でも解説したとおり、軽度知的障害とは知的障害の程度が「軽度」という意味ではありません。脳性麻痺や精神遅滞といった発達障害に比べるならば障害の程度が軽いという意味で、「軽度」という言葉が使われることが多いようです。
幼児期に見られる軽度知的障害の特徴
軽度知的障害に含まれることがある学習障害や注意欠陥多動性障害、高機能広汎性発達障害などは、いずれも先天性の障害で、幼児期にも何らかの特徴が見られることがあります。
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