くらし情報『10センチ伸びた傘と土砂降りのお話』

2021年7月26日 12:23

10センチ伸びた傘と土砂降りのお話

7月になると、学校は短縮授業となり、ギラギラと照りつける太陽の下で、プールからは水しぶきが飛ぶ。

私の子どもの頃はそんなイメージでしたが、今は成績表が配られるころになってやっと空が晴れるのです。気候がずいぶん変わりましたね。梅雨と呼ばれる時期は7月中旬にまでずれ込むのですもの。しとしとと降り続く雨の中、アジサイにカタツムリが這う、というのんびりとした景色は、少なくとも私はここ近年見ていません。

代わりに空から時々ドカンと落ちてくるのはゲリラ豪雨。河川氾濫、土砂災害、住宅浸水、などの被害は、台風の時期を待たずに通年発生し、死者や行方不明者が出るような危機感のある時期になったように思います。こんな水害は数十年に一度ほどだと思われていたのに。被害に遭われた方々のお気持ちを思うといたたまれません。

一方で、雨は自然の恵みであることも確かです。地面を潤し、作物を育て、豊かな水を与えてくれます。私たちの気持ちもしっとりと落ち着きますし、子どもにとっては遊び場でもあります。長靴で水溜りを蹴ったり、大きく口を開いて味わってみたり、雫がレインコートを伝うのをじっと眺めてみたり。誰もがそんな体験をしたと思います。

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