くらし情報『ブラインドマラソンと音で見る絵本』

2021年9月25日 10:07

ブラインドマラソンと音で見る絵本

子育てを始めてまもなく、私は世界はこんなにも広いものかと知り、目から鱗が落ちるような日々を過ごしました。

それは、遠出をしたり、あるいはそれなりの出費をしたりして知り得た新世界ではありません。足元であったり、手を伸ばした先であったりと、今までは目も向けなかった身近なところに見つけた広がりです。そこに何かが息づいていたり、蠢いていたりするのだという気づきは、想像もし得なかった感動を呼び覚ましてくれました。

道端の小さなスミレにも種類があること、三角の顔をしたカマキリはキッと睨んでいるように見えるということ、頬を撫でる風がふと冷える瞬間があるということ……。

バタバタと仕事のバックを抱えて駅へと急いでいた時には見過ごしていたか、意味のないものと無視していたかのどちらかだったでしょう。息子が生まれ、抱っこしてゆっくり歩き、語りかけながら散歩に出かけることがなければ、きっと私の視界は狭いままだったと思います。

またある日は、こんなこともありました。代々木公園でのことです。

公園という場所に、子供が生まれた途端に足繁く通い、入り浸るようになったのは、私だけではないでしょう。近所はもとより、パパがお休みの日には少し遠くの代々木公園に出かけるのもお決まりコースとなりました。

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