第36回イブの夜は家族みんなでディナー。でも意外! 「出来合い料理を購入」の家が多い。
日本のお節料理と同様、フランスも「クリスマス料理は購入」という家が増えていて、スーパーマーケットや冷凍食品会社、街の惣菜店や菓子店の「書き入れ時」とも言われている。
料理を手作りしない理由は
ディナーに参加する人数の多さ
フランスのクリスマスは、日本のお正月のようなもの。祖父母から孫まで一斉に集まり祝うことが多く、かなりの人数になるため。
プレゼントの調達だけで精一杯
大人も全員、プレゼントのやりとりをするので、直前まで、その調達に右往左往。料理まで頭も時間もまわらないため。
主催する家がすべて用意
普段の会食は、料理の持ち寄りで催されることが多いけれど、クリスマスは主催する家がアペリティフ&前菜&メイン&チーズ&デザート、加えてシャンパンやワイン、食後酒&ショコラ&コーヒーやハーブティまで準備することが通常。料理をすべて自家製にするとなると、かなり大変な作業になるため。

大手スーパーマーケットの前菜からデザートまでのメニュー例・広告。値段は1人分。
X’masといえば「フォアグラ」「牡蠣」
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