集中豪雨や地震など、災害の多い日本。防災教育で、緊急時でも子どもが自分の身を守る行動を取れるようにしておきましょう。今回は3〜5歳向けの防災教育のポイントと、防災アニメやクイズもご紹介します。
防災教育とは?
文部科学省が示す防災教育とは、子どもの安全教育のうちのひとつです。「『生きる力』を育む」防災教育では、災害時でも適切に対応できる基礎を作ることを目指しています。
3〜5歳児の防災教育は?
3〜5歳の子どもは、基本的に1人でいることはなく親や幼稚園、保育園の先生など大人と一緒に過ごしています。その子どもたちの防災教育の目標は「安全に生活し、緊急時に教職員や保護者の指示に従い、落ち着いて素早く行動できる」ことです。そのために、以下の3つのことが求められています。
話を聞き、理解する力
緊急時は、特に親や先生などの指示に従って行動しなければなりません。そのため、親や先生の話や指示を注意して聞き、理解する力が必要です。
日常生活や安全な行動の仕方がわかる
普段の園生活や災害発生時の安全な行動の仕方が分かっていることが必要です。
ルールの大切さがわかる
また、ルールの大切さが分かっていることで緊急事態でも適切な行動を取りやすくなります。
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