ハナコラボ パートナーの中から、SDGsについて知りたい、学びたいと意欲をもった4人が「ハナコラボSDGsレポーターズ」を発足!毎週さまざまなコンテンツをレポートします。今回は、ライターとして活躍する五月女菜穂さんが、服のお直しサービス〈キヤスク〉の代表・前田哲平さんに話を伺いました。
体が不自由な人が、既製服を着やすくするための服のお直しサービス〈キヤスク〉。元々〈ユニクロ〉で働いていた前田哲平さんが、誰もが着たい服を自由に着られる社会を目指して立ち上げたサービスです。〈キヤスク〉代表の前田さんに思いを聞きました。
800人にヒアリングして、「必要とされているサービス」と確信

ワンピース前開き(首元のキーネック加工あり)のお直し。
ーー〈キヤスク〉は2022年3月1日にスタートしたそうですね。ちょうど1周年を迎えられました。
「はい。あっという間の1年でしたが、立ち上げ前よりも〈キヤスク〉のサービスの意義を深めることができました」
ーー立ち上げのきっかけを教えてください。どんな課題意識からサービスを始められたのですか?
「一般的に私たちは着たい服を選んで、自由に着ることができますよね。