オシャレな雑貨店やカフェ、サロンが並ぶトレンドスポット「赤峰街」にある〈大王漢寶殿〉。このエリアで働く若者たちが集う朝食店のようです。本誌連載『秘密の台湾』よりお届け。
編集者やクリエイターも常連に。

人気は珍しいデニッシュ生地を使ったサンドイッチ90元。豚カツに生野菜、卵、ピーナッツバターとボリューミーなサンドイッチだ。
台湾の若者や観光客にも人気の、トレンドエリアの代表格「赤峰街」(ツーフォンジェ)は、台北の中心地・中山に位置する。この地で朝食店を始めて約23年。街の進化に合わせるように、お店のメニューや内装も変化していった。
音楽、インテリア、書籍…とオーナーの海倫(ハイルン)さんが好きなものをとことん揃えたという店内。コロナ下の2022年6月に移転リニューアルした際には更にこだわりが増した。ガラス越しに外からも目立つ本棚には、オーナーがセレクトした台湾と日本のオシャレ雑誌やZINEが並ぶ。

店内には常連さんからの贈り物も。外国人クリエイターが描いたイラストや思い出の写真が飾られている。

人気の「日替りサラダプレート」