「プロデューサー」ってよく聞くけれど、実際はどんなことをしているのか想像がつきにくい仕事。そこで今回は、様々な業界の第一線で活躍している方たちをクローズアップ。ブランドプロデューサー・柴田陽子さんに、どのようなキャリアを歩み、なぜプロデューサーになったのか、話を伺いました。

柴田陽子 ブランドプロデューサー
しばた・ようこ/〈柴田陽子事務所(シバジム)〉代表取締役。多岐にわたりブランドコンサルティング業務を請け負うほか、アパレルブランド〈ボーダーズアットバルコニー〉のデザイナーとしても活躍。
21歳:シカゴの大学へ留学。
31歳:レストラン開発会社の取締役に。
32歳:独立。〈柴田陽子事務所〉を設立。
41歳:商業施設〈グランツリー武蔵小杉〉を総合プロデュース。
50歳:人間力を育てるオンラインスクール「シバジムアカデミー」を開校。
柴田陽子さんがブランドプロデューサーを名乗るようになった理由は、キャリアのスタートである外食企業での経験から。
「社長秘書をしていたある日、社長から『大行列のできるレストランをつくりなさい』と言われ、初めてプロデュースの仕事をしました。