政治は難しい、とっつきにくい。どこかそんなイメージを持っている人、多いのではないでしょうか。ただ、政治は私達の暮らしに直結し、無関心であることは知らぬ間に自分の人生をより豊かなものにするチャンスを逃している可能性だってある。今回は、表現やデザインのチカラで政治を身近なものにできればーーそんな想いを掲げて活動をしている「表現と政治」プロジェクトのメンバーに話を伺った。

藤田 華子 ハナコラボ パートナー/SDGsレポーター
〈RIDE MEDIA&DESIGN株式会社〉所属。編集者としてコンテンツを制作しながら、プロジェクト〈Act for Planet〉を推進。〈DRESS〉〈暦生活〉〈ランドリーボックス〉などでエッセイの執筆も担当する。
“表現のチカラ”で政治を身近に
政治は難しいもの、選挙はとっつきにくい話題、いつかは考えたいけど余裕がないーーSNSなどでの発信を見かける機会は増えたものの、政治や選挙について私たちの日常で“カジュアルに”話す雰囲気が醸成されているかといわれれば、まだまだ首を縦に振り難い実感が。そんななか、選挙が近くなると投票を喚起する多様なポスターを目にすることが増えた。