くらし情報『「無理だ、外に行けない」薬すらもらいに行けない私。そこで夫の上司が言った言葉とは…?【初めて尽くしのドイツ生活】』

2019年6月21日 21:00

「無理だ、外に行けない」薬すらもらいに行けない私。そこで夫の上司が言った言葉とは…?【初めて尽くしのドイツ生活】

幸いにも出張シーズンじゃないから仕事の調整はきく。彼に、1時間だけ職場を抜けることだけ共有しよう。

彼とは、駐在先での上司のSさん。
アラフォーのトルコ系ドイツ人男性で、日系企業を渡り歩いてきたやり手の営業マン。支社長からの信頼も厚い。そんな彼のもとで、ヨーロッパ営業のノウハウを学ぶ日々を送っている。

Sさんの仕事部屋の扉をノックする。
「Sさん、仕事中すみません。」
穏やかな表情のSさんは、手を止めて部下の入室を認めてくれた。妻がつわりで動けないこと、薬を取りに行くために昼休みに一度帰宅することを共有すると、Sさんはこう言った。

「もう家に帰りなさい。」

「…え?」

「仕事は家でもできる。今は、奥さんの近くにいなさい。」

思いがけない反応に、一瞬、面食らってしまった。
ただ、仕事の指示はSさんからもらっているが、勤怠に関しては本社から駐在できている支社長の許可が必要だ。

「でも、支社長はいま会議中で、許可がとれないかと…」

Sさんはすかさず
「わかった、僕が聞いてくるよ」
と、彼はそのまま自室を出て、支社長がいる会議室へ。
自分も後を追いかけた。

「会議中、失礼します。」

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