2019年7月5日 17:50
不登校児童生徒数が44万人!?不登校の現状とその対策について
不登校、いじめ、学力低下、教育改革……、最近気になるニッポンの教育。英語教育やプログラミング教育など、新しい教育についても気になります。現状はどうなっているの?国は何をしているの?これからどうなるの?教育について気になるあれこれを、文部科学省にズバリ聞いてみます!
第1回目不登校児童生徒数44万人ってどういうこと!?
5月30日の「NHKスペシャル シリーズ 子どもの声なき声“不登校”44万人の衝撃」という番組をご覧になった人も多いのではないでしょうか。
44万人ってすごくないですか!?
かつては登校拒否と言われた時代もあり、1960年代の終わりからすでに問題視されていた不登校。最近増えているのはどういうこと?国はどんな対策をしているの?
文部科学省初等中等教育局児童生徒課に、不登校の現状とその対策について聞いてみました!
文科省の調べでは19万4千人が不登校
文部科学省が公表している小・中・高等学校における不登校児童生徒数をまず聞いてみました。
平成29年度では、約19万4千人。前年度は約18万2千人。44万人という数字と大きく異なりますが、その理由は、“不登校の定義”の違いにあります。
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