第3回開校3年目にして1万3千人の生徒を集める“N高”とは
EdTechで日本の教育を草の根から変えていこうと奔走する、二児のパパ&スーパー銭湯大好きな高山智司です。
これまで、究極の教育は、個別最適型の“アダプティブラーニング”だという話をしてきました。今回は、日本で“アダプティブラーニング”を実践し、急成長中のN高の事例を紹介しましょう。
日本はICT後進国だ!
日本は先進国だと思っている人が多いのではないでしょうか。しかしICT環境においては、日本は後進国と言わざるをえません。
経済産業省は昨年「D X (デジタルトランスフォーメーション)レポート ~ITシステム『2025年の崖』の克服とDXの本格的な展開~」というレポートを発表しました(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/pdf/20180907_02.pdf?fbclid=IwAR0rAAZuuAmkfnsMvllJcJtNog917mrIO33tuvkGfTPCSsKLJQlLhqQfT4Y)。
この中で経済産業省は、日本は既存のレガシーシステムが足かせとなり、革新的なICT化を進めることができず、2025年を境に、最大12兆円/年(現在の約3倍)
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