2019年11月12日 10:05
日本とは異なるシンガポールの産後ケア事情。産褥ナニーさんやマッサージまで?
出産は女性にとって1つの大きなライフイベントですが、国によってスタイルや考え方もさまざま。
私は娘をシンガポールで出産し、1歳半まで当地に住んでいたのですが、出産はもちろんのこと産後の生活も日本とは全く異なり驚くこともたくさんありました。出産・子育て1つでも文化の違いでここまで変わるなんて?と思いつつ、これは日本にもあったら嬉しいと思うようなサービスも。
今回はそんなシンガポールの産後ケア事情についてほんの少し紹介したいと思います。
産後すぐに赤ちゃんを連れて外出?
私が出産をする前の話ですが、シンガポールで外を歩いているとまだほにゃほにゃの小さな「新生児」の赤ちゃんがお母さんに抱えられているところをよく目にしました。あれ、こんなに小さい子だけれど大丈夫かな?と思うくらいなのです。日本では基本的に産後一ヶ月は外出は控えましょう、といった考え方があると思うのですが、シンガポールではなんのその。まだ新生児の赤ちゃんも外に出ている姿をよく目にします。
しかしいざ自分が出産をしてみると、実際は「外出をせざるを得ない状況」でもあることが分かりました。シンガポールでは入院日数が2泊ほどでとても短いため、日本であれば入院中にケアしてくれるだろう黄疸のチェックなどもないままに退院します。
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