くらし情報『麺が浮かぶ看板をみんなで見て楽しんだ頃。【連載・室木おすしの「娘へ。」】』

2020年1月12日 10:11

麺が浮かぶ看板をみんなで見て楽しんだ頃。【連載・室木おすしの「娘へ。」】

店に入る前から寝ていた3女をベビーカーに乗せたまま、我々夫婦は素早く注文し、子供二人、大人二人なら、ちゃんと食べることができる、起きる前にしっかり味わおう!という気持ちが何も言わずとも夫婦間に流れていました。

運ばれてきたラーメンを急いであなたと次女にわけ、食べさせつつ、自分の口に入れた海老ワンタン麺の美味しさは今でも覚えています。
特段美味しいというようなラーメンでもなかったのですが、あの頃、家族で料理屋に入って、なんのトラブルもなく、ラーメンが味わえる感動はとても貴重なものでした。

あなたはちゅるちゅるラーメンをとても一生懸命に、フーフーと食べていました。

麺が浮かぶ看板をみんなで見て楽しんだ頃。【連載・室木おすしの「娘へ。」】


そんなちゅるちゅるラーメンですが、食べること以外でも、よく覚えているシチュエーションがあります。妻の両親の家、つまりあなた達の祖父母の家がある静岡に、休みになるとよく帰省していました。新横浜から新幹線で帰っていたのですが、新横浜の駅の売店に、ある置物があったのです。

それは、ラーメンどんぶりの麺を箸で空中に引っ張り上げる、たまに蕎麦屋などの軒先にある機械の看板です。

麺が浮かぶ看板をみんなで見て楽しんだ頃。【連載・室木おすしの「娘へ。」】


初めて見たあなたは、「なにこれ、すごいー!おもちろいーー!ぶふふふふ!!」

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